top of page

「書肆こもれび」改め「ことばの本屋 Commorébi」のこと

  • こもれびスタッフ
  • 2019年7月9日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは。「ことばの本屋 Commorébi」の店主、秋本佑です。


 これまで、語学塾Commorébiのスタッフ根本が「書肆こもれび」と称して月に1冊ずつ、「これは」と思う本をご紹介してきました。そのシリーズを引き継ぐ形で、「ことば」に関する本を紹介していけたら、と思う次第です。


 秋本と根本、名前もそっくりだし文体もそっくりだしもしや…とお察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、同一人物と思っていただいて差し支えありません。

 インターネット上の筆名「秋本」としてこもれびに出会い、生徒として学ぶ傍ら、「根本」としてこもれびの事務仕事などを手伝ううちに、自分でもその区別があやふやになってきてしまいました。

 インターネット上では「秋本」の方が通りが良いと思うで、「ことばの本屋Commorébi」の店主としては、秋本を名乗ることにしました。


※ ※ ※


 ところで、「ことばの本屋」とは何でしょうか。


 「本」はすべて「ことば」で書かれているわけで、両者の親和性は高いというか、「本」は「ことば」に含まれている、とも言えるかもしれません。そんな中で、「ことばの本屋」では、「ことば」に関する本を集める予定です。

 「ことばの本屋」は「語学塾」と一体の存在です。「語学塾」ではことばを学び、自分の頭で考える習慣を身につける。「ことばの本屋」では、様々な「ことば」に関する本をきっかけにした「考えるヒント」を集める。そんなつながりが生まれれば良いな、と考えています。


 ここには、売れ筋の本はないかもしれませんし、必ずしも普段、皆さんが手に取るような本ばかりではないかもしれません。ですが、ことばと本を愛する店主が見定めた、「ことばの楽しさ」に満ちた本、読むと少し気持ちが豊かになる本を集めています。


・ことば「を」学ぶ本

・ことば「で」考える本

・ことば「と」親しむ本


 そんな本が並ぶ予定です(当面は、店主の蔵書から選んで並べるため、古本のお店としてのスタートです)。


※ ※ ※


 「なぜこの時代に本屋?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。


 店主自身は「本・本屋の未来」についてそれなりに考えたり、「知の空間を守りたい」という信念があったりするのですが、まぁ一旦は難しいことは抜きにして、「本がたくさんある空間ってなんだか良いですよね!」という喜びであったり、「限られたスペースの限られたジャンルであっても、世界にはこんなに多くの本があるんですよ」という驚きであったりを皆さんと共有したいというのがまずもっての正直な気持ちです。

 ですから、「本を仕入れてそれを売る」という在り方にはこだわらず、本をきっかけにことばについて考えるイベントを開くなどして、「皆で集まって、本に触れ、楽しむ場」としての本屋をつくっていきたいと考えています。


※ ※ ※


 

 「語学塾Commorébi」にしても「ことばの本屋Commorébi」にしても、1階にある扉を開けて、階段を上がって来ていただくことになります。

 このロケーションはとても象徴的だと思っていて、それはすなわち、ことばの世界への「扉を開けて」、学びを深めることで「階段を上がる」ことになるからです。

 初めに「扉を開く」のはやや勇気がいるかもしれません。でもそこは思い切って、力を込めてみてください。新たな世界が待っています。


 そんな「ことばの本屋Commorébi」は現在、オープンに向けた準備の真っ只中。当面、お店を開くのは土日祝日に限る予定でして、今のところ、8月18日(日)のオープンを目指しています(この日は、語学塾Commorébiがオープンして3周年の日でもあります)。

 ただ、それに先立ち、7月20日(土)16時~読書会イベントを開く予定です。

 詳しいことは、以下のnoteにまとめました。



 ぜひ、ご自分のお好きな本をお持ちになり、参加者の皆さんで楽しくお話しできたら幸いです。

 

お店のオープンに向けた様子は、Twitterアカウント( https://twitter.com/commorebi_books )で適宜お知らせしていきますので、時々チェックしてくださると嬉しく思います。


 それでは。

Comments


​© 2018-2021 語学塾こもれび 

bottom of page