特別な日に
- 2018年10月19日
- 読了時間: 3分
こんにちは。こもれびの塚本です。
私事ですが、ちょうど先月21歳になりました。
と言っても、特に切りのいい数字でもないうえに、誕生日を迎えるのも21回目です。
当日は色々な方にお祝いのメッセージをいただいたりしながらも普段通り過ごしましたし、その日を境に何かが急に変わったということもありませんでした。
ただ、21回目にして初めてのことが起こりました。
多くの「お誕生日おめでとう!」のメッセージに紛れて、2人の友人がこんなことを言ってくれたのです。
「りさに出会えてよかった!」
この言葉を見た瞬間、今までになく嬉しい気持ちになり、この言葉にたくさん出会えるのなら、これから先もどんなに年を取ってもいいなと思いました。
そして、それと同時に、ある映画のことが頭をよぎりました。
「素晴らしき哉、人生!」(原題:It’s a Wonderful Life)という1946年公開のアメリカ映画を皆さんはご存知でしょうか。
詳しい説明は省略させてもらいますが、簡単に言いますと、
様々な不幸に見舞われて「生まれてこなければよかった」と言い自殺しようとする主人公ジョージに、天使が「それでは望み通りにしよう」と言って、ジョージの生まれていない「もしも」の世界を見せる、という物語です。
「もしも自分が生きていなかったら」という世界を見て自分の人生がすばらしいものだったことに気づいたジョージは「元の世界に戻してくれ」と望みます。
生きていれば人は誰かとつながりを持つのであり、誰もがどこかで誰かに影響を与えているのだ、という当たり前のようなことに気づかせてくれる映画です。
(観たことのない方はぜひご覧になってください。)
2人から嬉しい言葉をもらった私は、微力ながらも彼女たちに何か影響を与えているのか…となんだか感慨深い気持ちになりました。
普段はくだらないことで笑いあっているような仲なだけに、こういう言葉をかけてもらえるとは思ってもいなかったのです。
年を取るごとに誕生日に対する特別感がなくなっていくように感じていましたが、誕生日という日でなければこんなことは言ってもらえなかっただろうと思うと、どれだけ年を重ねても誕生日は特別な日なのかもしれません。
そして、その特別感というのは実際に年を重ねる人と同じくらい、お祝いの言葉をかける人にもあるのではないかと思います。
…というわけで、ちょうど今日誕生日を迎えたこもれびの代表に、私が言われて嬉しかった言葉をそっくりそのまま贈ります。
語学塾こもれびとそれを創った人が私に与えてくれている影響は計り知れません。
今年一年も優さんにとって素敵なものとなりますように。
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最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
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